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七夕 天空のソウルメイト
もうすぐ七夕・・祭りだ。 ワッショイ !
この七夕からイメージするものって、皆違うんだろうなぁ~と思う。
たとえば・・・ノスタルジー
子供の頃、大人が探してきた竹の木・・・笹の葉に色とりどりの飾りをつけて、短冊にはアレもコレもと願いごと書いて 流れ星なんぞを必死に見つけようとした人もいた ?
無邪気だった頃の想い出がいっぱい詰まっているのが、七月七日の七夕。
神社の境内には、夜店が出たりして、金魚すくい~に心奪われた人もいるはず。
わたしもムキになって遣りました。
『 天の川 』 を観たいなぁ~と思っても日本の文化的には 「 天の川は綺麗だよぉ~」 で、オシマイだったかも。
1年に、1度だけ、その天の川で逢瀬が叶う1組の男と女がいるのよ !
「 年に1度なんて気が遠くなるわ、淋しいねぇ~」・・・
( 母親はライトな説明しかしないわよね)
彦星と織姫が 毎年1年に1度だけの逢瀬を愉しむ・・夜の限られた時間のなかで。
天空での逢瀬。そこには睦まじい男と女 ! たった2人きり。夜空貸切デート。
天の川を、この日、2人は渡って、愛を誓い合う。
牽牛星は東岸から、織女星は西岸から、互いを求めて駆け寄っていく。
地上でも、数多の恋人たちが思い想いのデートを重ねる。
初デートの人はハニカミながら・・・逢うだけなら腐るほど会ったわサと 「今宵こそは、ええかげんにプロポーズしてよっ! 」 モードで、彼氏の手首を捕まえてる女史もいるかもしれない ! ? けど。
ふと、想うのだわ。
1年に1度という制約で、時間も限定内で、まるで幼稚園のオママゴトみたいだけど、
実はこの2人は、恋人ではなくて レッキとした夫婦なんです。
有り余る愛情故に父神の怒りに触れて、いっとき (?) 離れ離れにさせられた経験もアリな2人の物語。
愛娘の織姫 ( 織女星 ) の嘆き苦しむ姿に、「そいじゃーしょうがないから、1年に1度だけなら逢うのも許しちゃるから、娘よ、機織りの仕事せんかいなっ~! 」
婿もだ ! 彦星 ( 牽牛星 ) よ、昔みたいに野良仕事に精魂こめて五穀豊穣に尽くせよっ! ・・逢わしちゃるから、性根を入れ替えて働かんかいっ! !
その後の2人は、「再び逢える 」 ことに喜びや希望を見出し、日々精進に立ち返って、
毎年 毎年…2人は逢える夜の僅かなひとときを楽しみに、天の空のその上で過ごしている・・・・・らしいのです。
年に1度を淋しい~と思うか、
宇宙が変化しようと心変わらず毎年1度は逢える・・・
双方共にある 「 わたしたち1番 」 の愛情と、疑心のない信頼関係。
これを嬉しい~と思うかは、それぞれかと。
少なくとも、わたしはこう思う。
制約があっても未来永劫の愛は、尊さの上では、制約を凌駕するのではないかと。
なによりも本人同士が 「幸せ」 を感じていたらソレは幸せなのだと。
もちろん、天の川には携帯電話もメールもないので、あるとしたら精々が以心伝心てところかなと。両思いの思念伝達なら素敵な武器だ。愛を守る。
きっと、2人は知っているのね、与える素晴らしさと、疑う心の垢を。
純真無垢な夫婦であり ( しかも長年連れ添って) なのは、ちょいと人間臭さがないので、その辺を差し引いても やはり、手のひらの中の幸せを忘れたら、ほかの幸せはもっと遠退くように感じる。
些細なことで喧嘩するのも人間だけど、
「雨降って、地固まる」 と言ったのも、人間です。
幸せは探さなくても、あなたの手の中にあるのを、忘れていませんか ?
2011/07/04