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最近の記事
怖かった霊視
5年程前…依頼された霊視、あれはなかなか 忘れられない。
霊感・霊視に透視は、もはや日常であり 特別な事でも何でもなかったけど…
最初は恋愛関係について! と聞かされて..「恋愛占いね!?」 で始まったのだが。
その人は 焦った口調で…語尾には激しい怒りの感情が滲み出ていた。
口早に強い言葉で、突然…「殺した」?…の単語が、私の左耳を直撃してきた。
「えっ? 恋愛で..誰が誰を殺すと? 心の中から抹殺するって意味じゃ…なくて?」
確認しなくちゃ! と聞いてみたら…「違う!! 殺人の話ですっ! 」 と普通に言われて
アタシ一瞬ポカンとした..が、その人は 訴えるように 一気に話しきった。
「彼女が俺のせいで殺された。..たぶん俺が原因なんだ。もう1年たったけど(涙)..
自分の人生はもうメチャクチャだ。犯人を殺してやりたい。俺のこの手で復讐したいんだ。真犯人を知りたいっ! 」
「彼女がどんなふうに殺されたのか知りたい。殺人するような奴と何処で知り合ったんだ?…彼女はどんな気持ちだったんだろうか? (涙) 霊視してくれっ! (怒)」
「・・・・・・・・」
瞬間的にアタマ真っ白になってしまった。
真っ白のままなら却って良かったのかも(?!) だけど、そのあとに !
視えてきちゃったのが、あまりに 生々しく残酷な光景だった。
そのため 私らしくもなく最初に出た言葉が、なんと 「キャーッ! 」だったw
ビニール状の細い糸の束で、背後から首を絞められて苦痛に歪んだ女性の顔。
抵抗の痕で首に複数の線状痕…ここで止めていれば遺体にはならなかった。
女性は この時点では生きている。
犯人の若い男は、息を荒くして黒い鞄からナイフを取り出してる。
(ナイフが殺人目的で用意されたものかどうかは、私にも判らない)
男はそのナイフで 正面から何度も執拗に女性を刺した…
周囲に飛び散る血…床は血の海…ベージュの壁にも飛び散ってる。
(あ~ーーっ! もう視たくない >_< ; ) と思っても!
「そこは、どんなとこっ? 男の人相や特徴は?」 と急き立てられ...
身長は168位で 顔はコレコレこんな特徴でぇと 今度はこっちが一気に口走る。
「場所は?」 と聞かれ..短期賃貸のワンルームで生活感がないっ!
窓つき倉庫みたいな感じで薄暗くて、家具らしいものはベッドが視えるけどぉ...云々!!
ハアハア言いながら伝えていく内に、その人は次第に考え口調になってボソッと。
「H県警と同じ事を言うとる。特徴もそのまんまや..やっぱりアイツだったか!」
(ひょへっ! もう逮捕されてるならナンデ聞くの? 法治国家だょ日本は!)
鮮明に視えてしまった..極めてレアなケースが殺人現場なんて正直シンドイ。
その鑑定のあと、3日ほど鑑定恐怖症になってしまった。
霊視というけど、この異常な程の臨場感は...>< 。(*o * ;
目の前で事件が起きたのと同じ目線。
その人には、知り合った環境から 連れ去られた場所までetc洗いざらい全部 !
伝えて..「もう、こういうのを視るのはブッチャケ怖いです。すみません..
2度目は無理です」とも伝えた。
補足すると....
その人が、被害者となった彼女に別れを告げたところから悲劇が始まった。
別居している妻が離婚に応じてくれず、彼女の将来を考えて
別れを切り出したところ..失恋したと思い込んだ彼女は自暴自棄になって、
初めての 出会い系登録。
電話で淋しさ辛さをどれだけ愚痴っても、いつでも相手してくれる。
欲しい言葉をくれる。
そして「会って話したい」と甘言交りに押してきた男は、口説き時を把握していた。
小手先だけの優しさには、猛毒が潜んでいるものだが、値しない人間に信頼の称号を
与え...魔の手に落ち、命まで落とした..ことになる。
しかも新幹線を使ってわざわざ 魔者の棲家に出向いたことに..
悔やんでも命は還らない。
確かに、その人が自己納得だけの別れを切り出さなければ、この事件は...
...少なくても、その人の大切なひとの身には 起きなかった。
ここまでに至る過程を霊視すれば、一目瞭然といえる。
生きて地獄を知ったその人も、肉体を失ってから..待てば未来に光が射すことを知って
成仏できずに立ち往生していた彼女も。短気は損気と言うが、そのままだ。
「たった3ヶ月離れただけで」 と、その人は言ってたが、時間の感覚は人によって
大きく異なる。
時計がなければ、長いような気がする..と、曖昧さが助けになるかもしれないが。
時計とカレンダーに、人はいつしか支配され管理されているのだ。
人が創ったモノに、人が支配されているのが 現代だと思う。
メールにしても携帯電話にしても、便利になるほどに 文明の利器は、「諸刃の剣」
使い方1つ・心がけ1つで、毒にも薬にも...或いは 縁結びにも縁切りにも成り得る。
人類最初の文明は、"火" 。寒い季節に暖をとり、煮炊きもできるようになった。
(「火種を絶やすな」は、ここから来ているのかな?!)
だけど、便利になるほどに、人間が本来持っている直観力は低下してくる。
便利さを追求するモノが問答無用で優先されて、「生きもの」である私たちが
生きるために、生来持たされた力の1つ..「勘の力」を蔑ろにしている気がする。
鈍くなった勘や直感力は、間違った物事を正しいと 誤った応答をするようになる。
2012/03/26