電話占いの聖庵ブログ

人道主義

マイケル・ジャクソンのDVD ライブインブカレストを見るたびに、感傷の波に攫われる。

心が疲れ果てていた時に、なんとなく観たのがキッカケだった。それ以来、物事の見方がすっかり変わった。もちろん、電話占いでの鑑定への姿勢にも大きく影響は出ていると思う。

ブカレストのDVD で、感じたこと・・・考えたことではなく､胸に沁みた事は、・・・・この人　幸せじゃない、死んでもいい・・って思ってるの ?   生きることは信念の強い人ほど大変だけど、だけど、遣ることをしっかり遣れたらこの世を去りたい ? !   ・・・・目に焼きついた２時間半。衝撃を受けた。マイケルの、あの身体能力は　いったいナニ ?  人間離れしているょ。人間として限りある肉体で あのパフォーマンスを時差入りツアーでこなすなんて・・・。

体力的には相当きついはず。スポーツ選手だってアリエナイ過酷な労働・・・。どれほどスポットライトが当たったところで疲労が軽減する訳じゃなし。あの身体能力は持って生まれたモノかもしれないけど、それを頂点まで磨いた上で、更に 行使するか否かは、本人の意思の問題で、普通は先々のことを考え、もっと気楽に計算 ?  打算 ?  があるような・・・。少し体力の温存を図るのではないだろうか ? !



あそこまで、遣りきることは達成感も強い代わりに、鬱になるほどの疲労感を抱え込むはずだと思った。・・・いや、確信だ。

自分に抗えない自分自身の存在・・・信条が、そこまで急き立てたのかと推測するが、尚も思うのは、マイケルという一個人が最も大切にしていたのが、人道主義たる自分だったのではないかと !

今から １８年前に１年余りに渡った マイケル・ジャクソンのデンジャラスツアー。ブカレストだけが全米に生中継されDVDとして残った。それを、たまたま ( 世の中にたまたまはないが )  「 こんな鑑定の仕方で良いのか ?  」 と疑問を感じていた時期に、観ることとなった。　自身の鑑定の在りかたに疑問を感じる・・というからには、私も疲労が蓄積されていた時でもある。ときに自責の念にも苛まれていた苦闘の時期に、観た !  聴いた !  感動した !   答えが出た !   ・・・こんな流れで、所属していた会社を離れ、その後もいろいろ有ったが 独立して今に至る・・・自分の生きる道をみつけた気がする。元々は独立する気なんて全然なく、まさに皆無だったのだが、なぜか独立している・・( 謎 ) ｡

マイケルの体を張った・・命を削るように見えた・・あのツアーの、マイケル自身の収益は 世界の恵まれない子供達のために全額寄付された。ギネス記録にも載っているらしいが詳細は知らない。トータル１５０億・・円or ＄　?

心の中に、常に、こういう人道主義が鎮座していれば、( とは言え、マイケル個人に取っては 人として極めて普通らしい )  この世の中も、随分と変わるのだろう !  と思う。助け合い精神の日常化を喜ばない人達も、いる。自分さえ助かれば、傍にいる人間の疲れなど気にならないという人も、実際に存在する。本人に自覚があるか !  ないのか ?  は、ともかく。

そして、今年３月１１日・・わたしたちの日本が、悪夢の天災に見舞われた。東北地方から関東圏まで、我が目を疑う襲撃の爪痕に 生き抜くことさえ無情だと感じた人も少なからず居るはず。珍しくテレビを付けっ放しにしていた私の目に 飛び込んできたのは、父と息子の二人暮らしで たった一人の家族である父親を失った少年の顔。涙が止まらない。少年は健気にも気丈に振舞っていたが、その気丈に耐えている姿が 尚更に・・心痛い。わずか１分程の放送で、呆然としいた私はその子の名前を書き止めていなかった。

後日知ったのは、この災害で、両親を失った子供たちが １０００人以上もいるという愕然とする事実。そう !   これは悪夢では留まらず現実であり、被災された人達には、この上なく残酷な現実なのだ。テレビが叫んでいる。「 今、私たちにできる事からしよう !  」 と。頑張れニッポン ?  頑張るニッポン ? !   私も考えた。義援金は人として当然のこと。人生は、有料なのだから。衣食住だけでは事足りない。希望の焔には貨幣は必要なのだから。

ヒトは皆、何かしらかの特技があると思う。昔で言えば・・手に職を !  ってところだろうか。　私の場合は、即身仏されたご先祖様から与った密教ヒーラーとしての力。電話さえ繋がっていれば、自信はある。・・・だけど、子供たちに伝える手段が分からない。取り敢えずはリスティング広告でも出して知ってもらうことからと、HPにも一役かってもらうことに。

マイケルは、自家用飛行機でアフリカまでの物資供給に、自身も多忙な時間を割いて赴いている。ドッサリと積まれた、生きるために必要な物を一切合財。それ以前に、We are the wald  の企画・人集め・すべてを遣り遂げている、２５年余も前のこと。今とは時代背景がまるで異なった時代に、大変な労力・情熱をかけての偉業と確定して言える。私の中に漠然として在った想いに、一隅を照らす明かりを、密かに燈してもらった気がする。

私も、どこまで出来るかなんて考えずに、生まれてきた意味・生きている理由・・そう !  私自身のためにも何かしたい。『 情けは人のためならず 』 ・・・めぐりめぐって自分の為にかける ! この情けが心に幸せを運んでくる。日本人なら皆が知ってる、義理人情の世界。今だからこそ、私にもさせて欲しいと願うのみ・・・必ず届くと信じてる。　わたしたちは同じ土壌の日本国で生き、喜びも悲しみも食文化も言葉も繋がっています。わたしたち日本人には独特の繋がりが・・絆が・・あります。

侍魂・ヤマト撫子　負けないニッポン　私も死ぬまで頑張るニッポン !  日本を誇りに思う一人として、貫徹します。

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2011/05/29